事務所便り

2018年年始挨拶

平成30年1月1日

相川から謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

 香港に次ぐ第二の長寿大国日本では、人生100年時代を迎えようとしています。AI技術の飛躍的な発達により、「今後15年以内に人間は毎年1年以上寿命を延ばせるようになる。」(つまり、年齢が寿命に追いつけなくなる)と予測する発明家も現れる中、今後、超高齢化社会にいかに向き合うかが課題となっています。

 ほとんどの人は人生経験を重ねるにつれ、「成熟の原則」から、より誠実になり、自信や思いやりが増し、穏やかになるとともに、「やり抜く力」も強くなることが明らかとなっています。
 また、ベストセラーとなった「嫌われる勇気」では、「幸福とは、貢献感である。」と定義しています。

 とすると、高齢になるほど強さを増す「やり抜く力」をもって、「わたしは誰かの役に立っている」という主観的な感覚、すなわち「貢献感」を持てる、生き生きとした生涯が望まれることになります。

 そのためにも、持続可能な社会(Sustainable Development Goals)を志向し、生命寿命と健康寿命との差を縮めて、最後まで輝ける生涯現役社会の構築が求められているのです。

 本年もよろしくお願い申し上げます。

平成30年 元旦